悪徳探偵の実態

悪徳探偵の実態について

お客様とお話しをしていると、「問合せするまでに正直、勇気がいりました」と言われることが多くあります。
やっぱり探偵といえば、どこかダーティなイメージがあるのだと思います。実際、私の友人知人に探偵をやっていることを言えば、まず、「怪しい!」という答えが返ってきます。

その理由としては、仕事のイメージが透明(オープン)ではないということと悪徳探偵とのトラブルの噂をニュースやホームページを通じて、知っているからなのだと思います。

実際、悪徳探偵の割合は、全体数からすると1割ぐらいの数ではないかと考えています。

しかし受理する案件の割合で言うと、8割ぐらいあるのかも知れません。それだけ莫大に広告費を投じて、お客さまからの問合せを誘引しているのです。また1社で複数社の社名を使い分けたりもしています。

では、どのような探偵が悪徳かと言えば、十分な調査をせずに、高額の料金をお客さまから搾取する探偵社です。また最近では嘘の情報を報告する探偵社も多くなっている話を聞きます。

高額の料金とは、どのくらいかと言いますと、百万円代の話はよく聞きますが、中には信じ難いかと思いますが、千万円という法外な料金の話もあります。

嘘のようですが、これもまた事実なのです。実際に数千万円の契約書にサインしてしまっている(サインさせられた)契約書を見たこともあります。

ある意味、お客さまから人に知られたくない自分の脆弱な部分の相談を受け、その弱みに付け込み、かつ探偵の調査技術を悪用すれば、少し精神的にまいっている人であれば、ひっかかってしまうようです。

こうすれば、悪徳探偵には騙されないという答えはないのですが、少なくとも事前の予備知識にはなると思いますので、悪徳探偵に騙されない最低限のアドバイスをさせて頂きます。

・電話帳に大々的に広告を掲載しているといっても、それだけで安心できるとは限らない。逆を返せば、それだけ広告にかけるお金をお客さまから頂戴していると言えるからです
・探偵事務所の所在地まで出かけて行き、自分の目で事務所、相談員の対応等を判断する。
・調査をすれば必ず判明する、と言うような探偵社は避けた方がいい。逆にリスクをしっかりと説明してくれるところの方が良心的です。
・調査方法や料金(追加料金の発生有無)などについて、依頼前に具体的に説明してくれるかどうか。
・きちんとした契約書、見積り、領収書を出してくれる探偵社を選ぶ。

それでは、悪徳探偵がどのような手口を使うのかを少し紹介させて頂きますと、

・まったく調査をしていなかったり、または十分な調査をしないにもかかわらず、調査料金を請求する。
(調査をしていないにもかかわらず、調査をしたフリをする。報告書を吟味すれば一目瞭然です)
・始めは安い金額を提示しておき、後から何かの理由につけて追加料金を請求する。
・相談内容をもとに依頼者を脅迫する。
・相談内容を調査対象者に伝え、相手方から金銭を搾取する、などです。

上記の悪徳探偵には、主に以下の傾向があります。

・違法性の高い調査を実施している
(例)別れさせや仕返し、いやがらせなど
・事務所での面会を拒否したり、連絡がつかない
・領収書を発行しない
・調査の進捗状況について一切の説明がない
・相談員ではなくて、営業担当員である

あくまでも最終的には、お客さまが選択・判断されるわけなのですが、1つ言えることとしては、「通常の民間会社での価値基準は、探偵の業界にも当てはまる」ということです。

つまり、ある会社から何かの商品を購入したり、サービスの提供を受けたりする場合の常識ならこうあるべきなのに、という正しい判断基準を、「探偵の業界ではこれが普通なのかな?」といった誤った価値判断をしないようすることが大切です。


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